ブログ

コンサルティングの意義

2022年5月10日

小戸公園(福岡市西区)

 

先日、住宅借入金等特別控除のため確定申告を初めて行いました。

コロナ禍でもありますので、「e-TAX」によるWEB申告で実施しました。マイナンバーカードと、カードを読み込めるスマートフォンがあればどこでも出来ます。

正直少しめんどくさそうだな…と思っていましたが、やってみると簡単で(年末調整済という事もありますが)、30分くらいで終わりました。

とても便利なのに、それでも尚WEBではなく持ち込みで確定申告を行う方々で税務署が混雑するのは、その根底にある人間の心理が原因だと考えています。

というのも、「全体像」が分かっていない事(タスク等)に対しては、なかなか取り組もうとしない傾向にあるからです。

例えばある作業について、必要書類はこれとこれ、手順はこう、所要時間は約何分と分かっていれば、今すぐにでも取り掛かるはずです。

でもその詳細が分かっていない状況かつ他にやるべきことがあると、どうしても優先順位は劣後し、最悪の場合どのタスクも完了していないという状況に陥ります。

この点は、我々が行うコンサルティングの意義に通じるものがあると感じています。

例えば相続について、何かしらの対策が必要だと思っていても、その全体像が把握できていない為、

どこから手を付けていいか分からずに対策を取らないまま晩年を迎え、意図しない争族問題等に発展してしまうこともあります。

そこで弊社が関与することで現状分析により課題を浮き彫りにし、対策を整理・実行支援する事で課題解決の後押しを行い、結果的に円滑な承継に貢献することができます。

業務領域は色々とあると思いますが、お客様の中にある不透明な部分に光を当て、その道筋を立てる事がコンサルティングに求められている事だと感じています。

1人でも多くのお客さまの一助となるべく、AZN九州は全力で仕事に取り組んでいきます。

担当:福岡本社 森